ワードで目次にページ番号を表示しないようにするには?

ワードでレポートや論文を作成する際、目次は読者に全体の構成を示す上で非常に重要です。しかし、序文や謝辞など、本文とは異なるページ番号を振りたい場合や、目次にページ番号を表示したくない場合も出てきます。この記事では、Microsoft Wordの目次機能を使用して、特定のセクションのページ番号を非表示にする方法をステップバイステップで解説します。簡単な設定で、見た目も美しく、かつ情報伝達に優れた目次を作成しましょう。ぜひ、この記事を参考に、より洗練されたドキュメント作成を目指してください。

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ワードで目次にページ番号を非表示にする方法

ワードで目次にページ番号を表示させないようにするには、主に2つの方法があります。 一つは、目次フィールドの書式設定を変更してページ番号を非表示にする方法、もう一つは、ページ番号を表示させたくない見出しレベルを目次から除外する方法です。どちらの方法も、目次を更新することで変更が反映されます。

目次フィールドの書式設定を変更する

目次フィールドの書式設定を変更するには、まず目次全体を選択し、右クリックして「フィールドの編集」を選択します。表示されたダイアログボックスで「書式」タブを選択し、「ページ番号を表示する」のチェックを外します。これにより、目次全体のページ番号が非表示になります。ただし、この方法は目次全体のページ番号を非表示にするため、一部の見出しのみページ番号を非表示にしたい場合には適していません。

ページ番号を非表示にしたい見出しレベルを除外する

特定の見出しレベルを目次から除外するには、まずリボンメニューの「参考資料」タブから「目次」→「ユーザー設定の目次」を選択します。「目次」ダイアログボックスが表示されるので、「オプション」ボタンをクリックします。ここで、各見出しレベルに対応する目次レベルを設定できます。ページ番号を非表示にしたい見出しレベルの数値を下げて、目次に表示させないように設定します。 例えば、見出し3のページ番号を非表示にしたい場合、見出し3の数値を0に設定します。

段落スタイルを使用してページ番号を制御する

特定の段落スタイルに対してページ番号を表示/非表示を制御することも可能です。これには、異なる段落スタイルを目次に追加し、それぞれのスタイルに対してページ番号の設定を個別に調整します。例えば、通常の章見出しにはページ番号を表示し、付録の章見出しには表示しない、といった設定が可能です。

  1. まず、付録の章見出しに適用する新しい段落スタイルを作成します。
  2. 次に、「参考資料」タブから「目次」→「ユーザー設定の目次」を選択し、「オプション」ボタンをクリックします。
  3. 作成した段落スタイルを目次に追加し、ページ番号の表示設定を調整します。

目次の更新を忘れずに行う

上記の方法で設定を変更したら、必ず目次を更新する必要があります。目次を右クリックし、「フィールドの更新」を選択します。表示されたダイアログボックスで「目次全体を更新」を選択すると、変更が目次に反映されます。更新を怠ると、設定が正しく反映されないため、注意が必要です。

ページ番号の表示/非表示を切り替えるマクロを作成する

ページ番号の表示/非表示を頻繁に切り替える必要がある場合は、マクロを作成すると便利です。マクロを使用することで、ワンクリックで設定を変更できます。

  1. VBAエディタを開き(Alt + F11)、新しいモジュールを挿入します。
  2. 以下のコードをモジュールに記述します(例:`Sub TogglePageNumbers()`)。コードは、目次フィールドの書式設定を変更し、ページ番号の表示/非表示を切り替えるように記述します。
  3. マクロを実行するためのボタンまたはショートカットキーを割り当てます。

よくある質問(FAQ)

ページ番号を一つだけ消すには?

ページ番号を一つだけ消す方法は、使用しているソフトウェアや文書の種類によって異なります。一般的なアプローチとしては、ヘッダーまたはフッター設定で該当ページのページ番号を削除するか、ページ番号フィールドを直接編集する方法があります。文書全体に適用されている場合は、セクション区切りを挿入して、特定のセクションのみページ番号を非表示にすることも可能です。

ページ番号の削除方法の概要

ページ番号を削除するための基本的な方法を理解することは重要です。多くのソフトウェアでは、ヘッダーとフッターの編集機能が提供されており、それを使用してページ番号を操作できます。

  1. ヘッダー/フッター設定を確認する。
  2. ページ番号のフィールドを選択して削除する。
  3. セクション区切りを使用して、特定のページのみ変更を加える。

ソフトウェア別の具体的な手順

使用しているソフトウェアによって、ページ番号の削除手順は異なります。例えば、Microsoft Word、Google Docs、Adobe InDesignなど、それぞれ異なる方法で操作する必要があります。

  1. Microsoft Word: ヘッダーとフッターの編集モードでページ番号を削除。
  2. Google Docs: ヘッダーとフッターを編集し、ページ番号フィールドを削除。
  3. Adobe InDesign: マスターページでページ番号を削除または非表示。

セクション区切りを使った方法

セクション区切りを使用することで、文書の一部のみページ番号を非表示にできます。これは、表紙や目次など、ページ番号が不要な場合に特に有効です。

  1. ページ番号を削除したいページの直前にセクション区切りを挿入する。
  2. 新しいセクションでヘッダー/フッターを前のセクションとリンクさせない設定にする。
  3. 新しいセクションのページ番号を削除する。

トラブルシューティング:削除できない場合

ページ番号が削除できない場合、ヘッダー/フッターがリンクされているか、マスターページが適用されている可能性があります。これらの設定を確認し、適切に調整する必要があります。

  1. ヘッダー/フッターのリンク設定を確認する。
  2. マスターページ(Adobe InDesignなど)の設定を確認する。
  3. 文書の保護設定がページ番号の編集を妨げていないか確認する。

ページ番号の再設定

一度削除したページ番号を再設定する場合、削除したセクションの後に新しいセクション区切りを挿入し、そのセクションからページ番号を再開する必要があります。

  1. 新しいセクション区切りを挿入する。
  2. 新しいセクションでヘッダー/フッターを前のセクションとリンクさせるかどうかを選択する。
  3. ページ番号の書式(開始番号など)を必要に応じて設定する。

ワードで表紙にページ番号をつけたくないのですが?

ワードで表紙にページ番号を付けたくない場合は、セクション区切りを利用して、表紙と本文で異なるページ番号の設定を行うのが一般的です。これにより、表紙にはページ番号を表示せず、本文からページ番号を開始することができます。

表紙を別のセクションにする方法

Wordで表紙と本文を異なるセクションにするには、「レイアウト」タブから「区切り」を選び、「次のページから開始」をクリックします。これにより、表紙の最後にセクション区切りが挿入され、表紙と本文が別のセクションとして扱われるようになります。その後、ヘッダーまたはフッターを編集して、各セクションごとに異なるページ番号を設定できます。

  1. ドキュメントを開き、表紙の最後の行にカーソルを置きます。
  2. 「レイアウト」タブをクリックします。
  3. 「区切り」を選択し、「次のページから開始」をクリックします。

ヘッダー/フッターの編集

セクション区切りを挿入したら、ヘッダーまたはフッターをダブルクリックして編集モードに入ります。ここで、ページ番号を挿入する位置(通常はフッター)を選択し、「ページ番号」から「現在の位置」またはその他のオプションを選びます。重要なのは、「前のセクションとリンク」のチェックを外すことです。これにより、各セクションで異なるヘッダー/フッター設定が可能になります。

  1. ヘッダーまたはフッターをダブルクリックして編集モードにします。
  2. 「ヘッダー/フッター」タブで、「前のセクションとリンク」をオフにします。
  3. ページ番号を挿入します。

最初のページ番号の設定

表紙のページ番号を非表示にし、本文から正しいページ番号で開始するには、ページ番号の書式設定で開始番号を指定します。例えば、本文を1ページから開始したい場合、「ページ番号の書式」で「開始番号」を1に設定します。これにより、表紙にはページ番号が表示されず、本文は1ページから始まるように見えます。

  1. ページ番号を選択し、「ページ番号の書式」をクリックします。
  2. 「開始番号」フィールドに、本文の開始ページ番号を入力します。
  3. 「OK」をクリックします。

「最初のページのみ別指定」オプションの利用

Wordの「ヘッダー/フッター」ツールには、「最初のページのみ別指定」というオプションがあります。これを利用すると、セクション内の最初のページ(この場合、表紙)だけ、ヘッダーやフッターを非表示にすることができます。このオプションを使うと、表紙だけに特別な設定を適用し、他のページは同じ設定を維持できます。

  1. ヘッダーまたはフッターを編集モードにします。
  2. 「ヘッダー/フッター」タブで、「最初のページのみ別指定」にチェックを入れます。
  3. 表紙のヘッダーまたはフッターを編集または削除します。

ページ番号の表示/非表示の確認

設定が完了したら、ドキュメント全体をプレビューして、ページ番号が意図した通りに表示されているか確認します。特に、セクション区切りの位置や、ページ番号の開始番号が正しいかを確認することが重要です。もし問題があれば、上記の手順を再度確認し、必要に応じて修正します。

  1. 「ファイル」タブから「印刷」を選択し、プレビューを表示します。
  2. 各ページのページ番号が正しく表示されているか確認します。
  3. 必要に応じて、設定を調整します。

ワードで目次に特定のセクションだけページ番号を表示しないようにできますか?

セクション区切りを利用することで可能です。 ページ番号を表示したくないセクションのにセクション区切りを挿入し、そのセクションのページ番号書式を変更するか、ページ番号を非表示にする設定を行います。 これにより、他のセクションのページ番号には影響を与えずに、特定のセクションだけページ番号を非表示にできます。

目次全体ではなく、一部の項目だけページ番号を消すことはできますか?

直接的に目次の一部の項目だけページ番号を消す機能はありません。ただし、目次を静的なテキストに変換し、手動で不要なページ番号を削除することで、見た目上は実現できます。 この場合、目次は自動更新されなくなるため、修正が必要な場合は手動で行う必要があります。

目次で特定のレベルの見出しだけページ番号を表示しないようにするには?

ワードの目次設定で、レベルごとに表示形式を設定できます。ページ番号を表示したくない見出しレベルの書式設定で、ページ番号の表示をオフにするか、スタイル自体を調整することで、特定のレベルの見出しだけページ番号を非表示にできます。

目次を更新してもページ番号が非表示にした部分が元に戻らないようにするには?

目次の自動更新は、定義されたスタイルに基づいて行われます。ページ番号を非表示にした後、目次を更新する前に、スタイル自体を適切に設定しておく必要があります。 例えば、ページ番号を非表示にするために特定のスタイルを使用している場合、そのスタイルが目次の更新時に維持されるように設定する必要があります。 目次を更新する前に、スタイルの設定を確認し、保存してください。

 

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